ティーンズページ

TOPティーンズページ

コーナー紹介

もうすぐ大人の仲間入りをする10代のみなさんのためのコーナーです。
進路、歴史、政治、美術、スポーツなど、小説以外にもさまざまなジャンルの本を集めました。
みなさんの将来を応援する図書館のティーンズコーナーをぜひ活用してください!

ティーンズ書架ティーンズ書架

お知らせ

おすすめ本紹介


風が吹くとき

書影「風が吹くとき」

著者名:レイモンド・ブリッグズ/さく さくま ゆみこ/やく
出版社:あすなろ書房
スタッフによる本の紹介:
この本は漫画のようなコマ割りで読み進む絵本です。
コマが小さいので読み聞かせには不向きですが、一人でじっくり読んでみてください。
主人公はイギリスの田舎に住む老夫婦。過去にも戦争を経験しており、今度の戦争は
核爆弾が投下されそうだと話していても、何とかなるだろうと考えています。
政府の言うとおりに自宅に核シェルターを作り、窓を白く塗ります。
ですが、そんなことで核の脅威から逃れることはできないはず。
この老夫婦は最後まで政府の言うことと救援が来るのを信じて普通に生きていこうとします。
前半はほのぼのとした描写で平和を感じますが、老夫婦の日常生活の中に突然核爆弾が入り
込んでくるその瞬間とその後、戦争の脅威を感じさせる見開き2ページの絵が私たちに別世界
の出来事ではないと教えているようです。

この本の在庫を確認する


知識ゼロからの日本の城入門

書影「知識ゼロからの日本の城入門」

著者名:小和田哲男
出版社:幻冬舎
スタッフによる本の紹介:
みなさんは小田原城へ行ったことは、ありますか?
実は小田原城の天守の高さは全国7位なんです。
小田原城天守閣内では、歴史資料、古文書、美術品などが展示されており、
その外側には「総構」といわれる町全体を囲んだ戦国時代からの土塁や堀の
遺構が各所にあります。
こちらの本には、
土塁のつくりはどうなってるの?
石垣はどのように進化したの?
お城の鯱(しゃち)は何のため?
白いお城と黒いお城があるのはなぜ?
などの、お城にまつわる初歩的な疑問が解説されているので、読んでから行く
とより楽しくお城を巡ることができます。
この本をきっかけに自分のお気に入りのお城を見つけるのも、おもしろいですね。

この本の在庫を確認する

15歳の寺子屋 森をつくる

書影「15歳の寺子屋 森をつくる」

著者名:C・W ニコル
出版社:講談社
スタッフによる本の紹介:
2020年4月に永眠されたC・W ニコルさん。
1980年代から長野県に拠点を置き、執筆活動とともに荒れ果てた森を再生させる
活動を始めます。
その里山は「アファンの森」(ウェールズ語で風の通るところ)と名付けられ、
志を受け継いだ財団が100年先の未来のために活動を続けています。
ニコルさんがなぜ、日本に住み、森を守ろうとしたかは、子供時代に経験したこ
とに由来します。そして、この本を読んだ人に何を伝えたかったか、ニコルさん
からの宿題です。

この本の在庫を確認する

ペンギンは空を見上げる

書影「ペンギンは空を見上げる」

著者名:八重野 統摩
出版社:東京創元社
写真:Aaron Rufino Palabyab / Getty Images
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。
スタッフによる本の紹介:
読み始めて、これはミステリーなのだろうかと疑い、読み終わって、確かにミステリーだった、と実感する。本書は、そんな変わった趣向の小説だ。

「努力しなければ夢は叶わない。努力だけではどうしようもないことは、世の中にはある」
小学6年生にして、そんな達観した思いを抱える少年ハルが主人公。
クリーニング店の一人息子である彼は、ロケット開発のエンジニアを夢見て、5年生の時から風船ロケットを打ち上げ、今も次回に向けての準備を進めている。
小学生には高額な打ち上げ費用の資金には、物心ついた頃から貯め続けたお年玉と毎月のおこづかいを投入。単純にインターネットで検索をして調べるのはルール違反、できる限り、自分の力だけで作り上げるのが、こだわりだ。
かれこれ5年以上、英語の勉強を続けているのも、将来、宇宙に関わる場所で働くのなら、必須のスキルで、できて当たり前のものだから。
いつか本物のロケットを作りたい、という壮大な目標を掲げ、勉強に励む頑張り屋である。

ある日、ハルのクラスに、金髪の少女イリスが転校生としてやってくる。
仲良くするつもりはない、とクラスメイトを拒絶するイリスと、自主的に孤立していたハル。
家族とぎくしゃくし、クラスでも浮いた存在の2人は、言葉の壁を乗り越えて仲良くなった矢先にケンカしてしまう。
その後、仲直りするためイリスが起こした行動は、周囲を巻き込む騒動に発展!奔走するハルは、家族と向き合ううちに、自分が無意識に張り巡らしていたバリアーに気づく・・・。

物語の最後に、ハルがイリスのために風船ロケットを打ち上げる。
ロケットは、ハルが伝えたかった思いを乗せて宇宙を飛び、2人はある約束を交わす。
彼らが大人になったとき、どうか夢が叶いますように・・・。
頑張る彼らを応援したくなる爽やかなミステリー仕立ての物語。
これから頑張りたい人、すでに頑張りすぎている人、みんなにオススメしたい1冊。

この本の在庫を確認する