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おすすめ本紹介

世界の宗教 新版

書影「世界の宗教」

島崎 晋/著
出版社:新星出版社
スタッフによる本の紹介:
宗教と言うと、高校生の頃、倫理のテストで出された問題を思い出します。
「宗教について、自身の考えを述べよ。」
う~ん、今となっても明確に言うのは難しいです。みなさんはどう答えますか?
そもそも宗教とは……と思った方におすすめするのが、今回の本『世界の宗教 新版』。
こちらは倫理観や哲学的な要素は控えめですが、宗教の成立や広まり方、文化から芸術面
まで幅広くオールカラーで解説しています。古代から近・現代までの変遷は図解も多く、
世界史の勉強にも役立ちます。
「第8章 日本の宗教」によると、「摩利支天(まりしてん)」の起源はヒンドゥー教の
女神様です。日本では「摩利支天」は武士の守護神とされ、小田原城天守閣にもまつられ
ていますね。異教・異文化を取り入れたり、クリスマスやハロウィンを行事化したりと、
日本人の宗教意識はとても寛大なのだそうです。
さて、先ほどのテストの問題ですが、正しい答えはありません。
まずは宗教について知り、いつか自問自答してみましょう。

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