出版社:河出書房新社
スタッフによる本の紹介:
今年の大河ドラマは「鎌倉殿の13人」。平安末期に源頼朝軍が戦った小田原の石橋山が登場しましたね。
石橋山の合戦で大敗したものの生き延びた頼朝は、その後鎌倉幕府を開きます。
鎌倉幕府の成立や承久の乱、元寇などは日本史で勉強したと思います。
でも実朝暗殺の内幕や十三人の合議制、北条義時や政子亡き後の政治的権力争いについては
あまり知られていない部分もあるのではないでしょうか。
この本では鎌倉時代のことを多方面からわかりやすく解説しています。
そもそも武士とはどういう者か?
鎌倉殿を取り巻く人物の関係は?
北条氏は何を重視して場の決断をしていたか?
お金って流通していたの?
など、鎌倉時代を知りたい人向けの入門書としてもピッタリです。
また、「そのころ、世界では?」などのコラムもあるので、気になるところから読み始めても楽しめます。
図やイラストが多いので日本史の予習・復習に活用しても役立つでしょう。
小田原には古代・中世の遺跡も数多くあります。ぜひこの機会に訪ねてみませんか?
この本の在庫を確認する